カスタム Figure サブクラス#

Figure の既定の動作を変更する場合は、Figureサブクラスを渡すことができます。pyplot.figure

この例では、カスタムの透かしテキストを表示するための追加パラメーターを受け入れるFigureサブクラスを定義しています。のパラメータを使用して図が作成されます。追加のパラメーターは、サブクラスのコンストラクターに渡されます。WatermarkFigurewatermarkFigureClasspyplot.figurewatermark

import matplotlib.pyplot as plt
from matplotlib.figure import Figure
import numpy as np


class WatermarkFigure(Figure):
    """A figure with a text watermark."""

    def __init__(self, *args, watermark=None, **kwargs):
        super().__init__(*args, **kwargs)

        if watermark is not None:
            bbox = dict(boxstyle='square', lw=3, ec='gray',
                        fc=(0.9, 0.9, .9, .5), alpha=0.5)
            self.text(0.5, 0.5, watermark,
                      ha='center', va='center', rotation=30,
                      fontsize=40, color='gray', alpha=0.5, bbox=bbox)


x = np.linspace(-3, 3, 201)
y = np.tanh(x) + 0.1 * np.cos(5 * x)

plt.figure(FigureClass=WatermarkFigure, watermark='draft')
plt.plot(x, y)
カスタムフィギュアクラス
[<matplotlib.lines.Line2D object at 0x7f2cfafc26b0>]

参考文献

この例では、次の関数、メソッド、クラス、およびモジュールの使用が示されています。

Sphinx-Gallery によって生成されたギャラリー