開発用の Matplotlib のセットアップ#
開発用に Matplotlib をセットアップするには、次の手順に従います。
コードの最新バージョンを取得する#
Matplotlib はhttps://github.com/matplotlib/matplotlib.gitでホストされています。
コマンドを使用して最新のソースを取得できます (詳細については 、フォークのセットアップを参照してください) 。
git clone https://github.com/matplotlib/matplotlib.git
git clone [email protected]:matplotlib/matplotlib.git
これには、事前にSSH キーを設定する必要がありますが、接続のたびにパスワードを入力する手間が省けます。
matplotlib
これにより、現在の作業ディレクトリの下のディレクトリにソースが配置されます。次のディレクトリに移動します。
cd matplotlib
専用環境を作成する#
専用の環境をセットアップして、システム上の他の Python および Matplotlib インストールから Matplotlib 開発を分離する必要があります。
これを行う最も簡単な方法は、Python の仮想環境 venvまたはcondaを使用することです。
で新しいvenv環境を作成します
python -m venv <file folder location>
次のいずれかでアクティブ化します
source <file folder location>/bin/activate # Linux/macOS
<file folder location>\Scripts\activate.bat # Windows cmd.exe
<file folder location>\Scripts\Activate.ps1 # Windows PowerShell
Matplotlib の作業を開始するたびに、環境を有効にすることを忘れないでください。
Matplotlib を編集可能モードでインストールする#
matplotlib
コマンドを使用してディレクトリから編集可能モードで Matplotlib をインストールします。
python -m pip install -ve .
「編集可能/開発モード」では、すべてをビルドし、Python 環境にリンクを配置して、Python が開発ソース ディレクトリから Matplotlib をインポートできるようにします。これにより、変更のたびに再インストールすることなく、変更したバージョンの Matplotlib をインポートできます。これは*.py
ファイルにのみ当てはまることに注意してください。C 拡張ソースを変更した場合 (ブランチを変更した場合にも発生する可能性があります)、再実行する必要があります。
python -m pip install -ve .
追加の開発依存関係をインストールする#
Matplotlib を構築するための依存関係を参照してください。
pre-commit フックをインストールする (オプション) #
pre-commitフックは、実行時に flake8 およびその他のスタイルの問題を自動的にチェックします。フックは最上位ファイルで定義されます。フックを取り付けるにはgit commit
.pre-commit-config.yaml
python -m pip install pre-commit
pre-commit install
フックは手動で実行することもできます。.pre-commit-config.yaml
すべてのフックは、 にリストされている順序で、完全なコードベースに対して実行できます。
pre-commit run --all-files
特定のフックを手動で実行するには、フック IDで実行しますpre-commit run
pre-commit run <hook id> --all-files